【休んでOK】生理痛でバイトを休むと怒られる理由を解説

「生理痛がひどくてバイトを休みたいけど、怒られたらどうしよう…」と悩んでいる人は多くいます。

まず生理痛で休むことは法律で認められています。しかし、現状の世の中では生理休暇がまだ浸透しておらず、理解を得られないものまた事実です。

この記事では生理痛でバイトを休んでも問題ない理由と、なぜ生理休暇が怒られるのかを解説します。対処法も紹介しているので、参考にしてください。

生理痛でも休んで問題ない

生理痛で休みことは、なんの問題もありません。生理休暇は労働基準法第68条に定められた「法定休暇」です。雇用主はこの申し出を拒否できません。

この法令は雇用形態に関わらず、アルバイトの労働者にも当てはまります。

そのため、生理休暇を取得しても問題ないように思われますが…現実はそうではありません。いまだに生理休暇を取ろうとすると拒否する雇用主も多いのです。

生理痛で休んで怒られる理由

生理痛で休むと怒られる理由は以下のとおりです。

周囲の理解不足

まず生理痛について理解していない、または理解する気のない人がまだまだ多いのが現状です。生理痛のつらさは外見からではわかりにくく、経験したことのない男性からは「大げさだ」と思われがちです。

同じ女性であっても生理痛のつらさを理解していない人もいます。生理痛の症状は人によって異なるため、症状が軽い女性からは「甘えている」と捉えられてしまいます。

生理休暇の存在自体知らない人もいます。厚生労働省によると、女性労働者のうち生理休暇を請求した人の割合は0.9％しかいないとの調査結果も出ています。
» 厚生労働省「働く女性と生理休暇について」(外部サイト)

職場の文化

生理で休もうとすると怒られる理由は、職場の文化が大きく関係しています。以下のような文化があるバイト先は、生理休暇を取ろうとしても拒否される可能性があります。

男性が多い職場だと「生理休暇なんて女子ばっかりずるい！」と表面的な部分しか見ていない意見が出てくる可能性もあります。

生理痛が理解されない場合の対処法

生理痛が理解されない場合の対処法は以下のとおりです。

別の言い訳を用意しておく

生理痛を理解してもらえないとあらかじめ勘づいているのであれば、別の言い訳を用意しておくことをおすすめします。自分を守るための手段として、別の理由で休むことはやむを得ません。

例えば以下のような言い訳です。

このような言い訳は、嘘がバレるリスクも考慮しながら使いましょう。あくまで生理痛を言い出しづらい雰囲気だったときだけ使うことをおすすめします。

冷静に対処する

生理痛での休暇を拒否されても、感情的にならずに冷静に対処しましょう。感情的になってしまうと、体調が悪化してしまう可能性もあります。

生理痛で苦しんでいる中冷静に対処するのは難しいかもしれないので、休暇の連絡は早めにしておきましょう。

次で解説しますが、生理痛も許されないような職場は辞めるべきです。その場は冷静に対処してなんとか休んで、新しいバイト先を探しましょう。

理解あるバイト先に転職する

正直な話、生理痛で休みたいと真剣に頼んでいるのに断るようなバイト先は辞めた方が良いです。その場を乗り切ったとしても、また別の件でストレスを抱える可能性があります。

新しいバイト先の面接時に「月に一度、生理痛が重い日があるのですが、その際はご相談させていただけますでしょうか」と聞いて反応を伺ってみましょう。女性スタッフが多めのバイト先を選ぶのも効果的です。

バイト先に辞めることを言い出しにくい場合、退職代行サービスを使うことをおすすめします。退職代行サービスは、バイトでも使えます。早ければその日のうちに辞められるので、ぜひ活用しましょう。