何をしても怒られる原因と対策|理不尽上司への対処法

- わからないことを聞いても怒られる
- 聞かなくても怒られる
- 自分で調べると怒られる
このような状況は働いていると良くある話です。理不尽な話ですね。
何をしても怒られるからといって、あなたの能力が低いとは限りません。上司の無能によって理不尽な状況が作る出されている可能性もあります。
この記事では何をしても怒ってくる上司の特徴と、怒られる人が注意すべきポイントを解説します。記事を読めば理不尽上司の思考回路がわかり、自分が取るべきアクションが見えてきます。
何をしても怒ってくる上司の特徴
特定のやり方に固執している
何をしても怒ってくる上司は、仕事の進め方や手順に強いこだわりがあるパターンが多いです。上司の中に「仕事はこうあるべきだ」「この手順で進めるべきだ」という強い固定観念があり、それ以外の方法を認められません。
非効率で時代に合わない方法でも、上司にとってはそれが正解なのです。このような上司がいる職場では、何をやっても怒られるといった状況が発生します。
他人と同じ思考回路で仕事をするなんて不可能です。誰でも自分なりの仕事の進め方があるはずですが、理不尽上司にはそれが認められません。
指導力がない
自分の指導力のなさを棚に上げて、怒ってくる人は残念ながら存在します。具体的な改善策を論理的に説明できないために、怒るという手段に逃げます。
- 部下がなぜその行動をとったのか背景を理解しようとしない
- 一方的に自分のやり方や基準を押し付ける
- 具体的な改善点ではなく感情的な叱責が多い
このような上司が相手では、何をやっても怒られるのは当然です。意見がコロコロ変わったりするので、部下を何をすれば良いのかわからなくなります。
怒ることが目的になっている
理由なく部下を攻撃したり精神的に追い詰めたりすることで、自分の優位性を保とうとするタイプの上司も存在します。残念ですがこの場合は怒ることが目的になっているので、あなたが何をしても怒られます。
常に怒りの対象を探しており、些細なミスを見つけ出しては怒りをぶつけてきます。怒ることでしか部下をコントロールできない上司は無能と言わざるを得ません。
怒られている内容が理不尽だど感じたら、話半分で聞き流すことも大切です。そういう上司は周囲からも煙たがられている可能性が高いので、無視しても特に問題ないパターンが多いです。
何をしても怒られる人が注意すべきポイント
何をしても怒られるのはほとんどが上司の問題ですが、自分でも改善できる部分はあります。以下のポイントを見直してみましょう。
- 質問の仕方を間違えていないか?
- 報連相は確実にできているか?
- 上司の指示を理解できているか?
質問の仕方を間違えていないか?
わからないことがあるときは質問するのが基本です。しかし、質問の仕方を間違えると上司を不要に怒らせてしまうかもしれません。
- 同じ質問を何回もしていないか?
- 調べたらすぐにわかることを聞いていないか?
- 上司が忙しそうなタイミングで質問していないか?
質問の仕方でおすすめなのが「調べましたがわからないので教えてください」のパターンです。
上司は「まずは自分で調べてみてほしい」と思っています。そのため自分で調べてみたということを伝えれば、向上心が認められ素直に教えてくれるかもしれません。まずは自分で調べてみて、どうしてもわからないなら質問することを徹底しましょう。
報連相は確実にできているか?
作業を進める前の報連相を確実に行いましょう。報連相を確実に行わないと、上司は部下の仕事の状況を把握できずに、不信感を抱く可能性があります。何か問題が起きたときに「なんでもっと早く相談しないんだ!」と怒られてしまいます。
「このように仕事を進めたいと思うのですがよろしいでしょうか?」と一言連絡を入れるだけで、かなり印象が変わります。上司からのアドバイスを受けられるかもしれません。
細かいことまで報告しすぎるのもNGです。バランスが難しいですが、責任の範囲が大きそうな部分は報告するのが良いでしょう。仕事の進捗に直接関係ない部分は報告しなくても問題ありません。
上司の指示を理解できているか?
上司の指示を誤解したまま仕事を進めてしまうと、期待とは異なる成果が出てしまうため、怒られてしまいます。上司も完璧ではないので、指示があいまいになってしまう可能性はあります。上司の指示がわかりづらいと感じたときは、素直に質問しましょう。
指示に対して「これは〇〇といった理解であっていますか?」と聞き直して、指示の意図を擦り合わせてください。
あまりにも理不尽に怒られる場合の対処法
どんな対策をしても怒られてしまうときもありますよね。あまりにも理不尽に怒られてしまうときの対処法は、以下のとおりです。
- 怒られる原因を考える
- 他の上司に相談する
- 異動や退職を検討する
怒られる原因を考える
怒られる原因が自分にあるのか、上司の嫌がらせなのかを冷静に判断してみましょう。もしかしたら自分には非がないパターンがあるかもしれません。同僚や他の上司に尋ねて、客観的に判断することが大切です。
自分が悪いのなら、素直に改善していけばいいだけです。
上司側に問題がある場合、改善は見込めません。なぜなら、問題のある上司が許されてしまう社内文化が形成されている可能性があるからです。誰もその上司に注意できないのです。
そうなったらもう部署異動か退職を視野に入れるしかありませんね。
他の上司に相談する
いつも怒っている上司ではなく、他の上司に相談することで問題が解決する可能性があります。一人で抱え込むと、精神的な負担が増えるばかりです。
同じ部署の先輩や他部署の話しやすい人、人事担当者など客観的に話を聞いてくれそうな人を探してみましょう。会社によってはなんでも相談を聞いてくれる窓口も存在します。
口が軽そうな人や批判ばかりする人ではなく、公平な立場で話を聞いてくれる人を選ぶのがおすすめです。
異動や退職を検討する
理不尽に怒られることがあまりに多い場合、退職や異動を検討するのも一つの手です。職場に理不尽が許される文化が根付いている可能性があります。そのまま続けていても、改善の見込みはありません。
世間では「退職代行は悪!」みたいな風潮がありますが、自分の身を守るためならいくらでも使うべき、というのが当サイトのスタンスです。
理不尽上司と戦って消耗するくらいなら、逃げてしまった方が良いです。自分の心を守ることを最優先に考えましょう。
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- 辞めたいなんて言ったら怒られそうで怖い
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退職代行サービスといえば「無責任だ!逃げるな!」とか「最近の若いやつは…」みたいな言われ方をしますが、全く気にしなくてOKです。そもそも無責任でもなんでもありません。パワハラ上司からは逃げていいのです。
自分で気が引けちゃったら退職代行サービスは使えません。あくまで悪いのは職場の方だと、強気でいきましょう。