「仕事で怒られる…もう辞めたい」と限界寸前のあなたが考えるべき3つのこと

- 毎日上司に怒られてストレスで胃が痛い…
- なんで自分だけ怒られるんだろう
- このまま頑張っても成長できる気がしない。辞めるべき?
仕事で毎日怒られると、自分が無能な気がして辛いですよね。上司に逆らうなんてできないし、どうしたら良いのか悩んでいる人は多くいます。
残念ですがそのままの気持ちで働き続けても、精神をすり減らすだけで良いことはありません。
この記事では仕事で怒られて辞めたいと感じている人が取るべきアクションと、仕事に対する考え方について解説しています。自分の行動や考え方を変えるだけで、気持ちが楽になることもあります。記事を参考にして、自分の仕事について考え直してみてください。
仕事で怒られて辛い…続けるべき?
仕事で怒られて辛い人は、以下の項目について考えてみてください。あなたが仕事を続けるべきなのかを判断できます。
- 仕事で怒られるほんとうの原因は?
- 仕事を辞めるのは「逃げ」ではない
- 仕事には向き不向きがある
仕事で怒られる本当の原因は?
仕事で怒られる本当の理由を考えれば、自分の気持ちを整理できます。仕事で怒られるのは、あなたのせいだけではありません。
仕事で怒られる理由には、単純なミスや連絡漏れなどさまざまな理由が考えられます。ミスを何度も繰り返していたら、上司が怒って当然です。しかし、以下のような場合はどうでしょうか?
- そもそも無理のある仕事を振られていた
- 理不尽な暴言を言われているだけ
- 怒ってはいるが具体的なフィードバックがない
自分の感情を押し付けて満足したいという上司も、残念ながら存在します。このような場合、怒られた自分を責めることはまったくの無意味です。上司側にも責任があるのに怒られている場合、改善は見込めないかもしれません。仕事を続けるべきかどうか検討する必要があります。
仕事を辞めるのは「逃げ」ではない
仕事を辞めるのは「逃げ」ではなく「戦略的撤退」と考えるべきです。責任感の強い人ほど、仕事を辞めることに罪悪感を覚えます。自分のメンタルを削ってまで仕事を続けることはありません。自分を守るために環境を変えることは普通です。
上司からのパワハラを受けているにもかかわらず「ここで辞めたら周りに迷惑がかかる」や「弱い人間だと思われたくない」と感情を押さえ込む人は多くいます。
しかし、自分を傷つけてまで続けなければいけない仕事なんてありません。さっさと仕事を辞めて、自分に合った職場を探す方が有意義です。
仕事には向き不向きがある
仕事で毎日怒られるのは、単純に今の仕事が自分に合っていないだけかもしれません。人にはそれぞれ個性があり、仕事にも向き不向きがあります。
例えば「細かい仕事は苦手でも人と話すのは好き」な人が、単調なルーティンワークの仕事をしてもミスが増えるばかりです。逆もまた然り。
思い切って営業職に転職してみると、自分の才能が開花する可能性は大いにあります。一度立ち止まって「自分が得意なこと」を考え直してみると、自分がやりたいことが見つかるかもしれません。
毎日怒られて辞めたい人が取るべきアクション
毎日怒られて仕事を辞めたいと考えている人が取るべきアクションは以下のとおりです。
- 仕事のやり方を変えてみる
- 部署異動を考える
- 転職を考える
仕事のやり方を変えてみる
仕事で毎日怒られる人は、仕事のやり方を見つめ直してみましょう。今までの仕事内容以外に、以下のアクションをプラスしてみてください。
「ミスや連絡漏れが多い」という人は、メモを取る癖をつけましょう。指示の内容や指摘内容など、なんでもメモにまとめておくことが大切です。
スマホのメモでも構いません。「リマインダー機能」を活用すると、連絡漏れや仕事の抜けが減ります。
上司や同僚とは、積極的にコミュニケーションを取ることが大切です。わからないことは積極的に質問したり、相手の話を熱心に聞いたりすれば、仕事への熱意が認められ、怒られることは減ります。
まともな上司であれば、頑張っている人間に怒ることはしません。熱意が伝われば、優しく教えてくれますよ。
「仕事は辛いもの」と考えて仕事をしていると、またミスして怒られます。仕事には責任感を持って仕事に取り組みましょう。
仕事の時間はどうせ仕事しかできません。だったら主体的に仕事に取り組み、上司からの評価を高めた方が将来的にもプラスです。
部署異動を考える
どうしても今の仕事を辞めたい気持ちが収まらない人は、部署異動を検討しましょう。いきなり仕事を辞めるよりも、低リスクで職場を変えられます。
同じ会社でも部署によって仕事の進め方が違ったり、環境が違ったりするケースは多いです。所属部署を変えてみれば、案外自分に合った職場に出会えるかもしれません。
人事担当者や信頼できる上司に相談してみると、部署異動を検討してくれる可能性があります。会社によっては、なんでも相談できる窓口が設置されている場合もあります。
転職を考える
どうしても今の仕事を辞めたい人は、思い切って転職をしてみましょう。今の時代、転職することは普通です。1つの会社にこだわり続ける必要はありません。
厚生労働省が出している「令和5年雇用動向調査」によれば、2023年には約541万人もの人が転職をしています。およそ10人に1人が転職を経験した計算になり、転職がより身近なものになっていることがわかります。
» 厚生労働省|雇用動向調査
職場を変えるだけで上司からのプレッシャーから解放されます。記事を書いている私の周りにも、転職して収入が上がったり仕事が楽になったりした人がいます。
いきなり仕事を辞めるのではなく、転職サイトや転職エージェントに登録しておくとスムーズに転職できますよ。
仕事で怒られるダメージを最小限に抑える方法
仕事で怒られることは、避けられない場合も多いです。怒られるたびに落ち込んでいては、メンタルが持ちません。大事なのは怒られたときの精神的ダメージを最小限に抑えることです。
精神的ダメージを最小限に抑える方法として、以下の2つを紹介します。
- 「事実」と「ただの攻撃」を分けて考える
- 自分なりのストレス解消法を持つ
「事実」と「ただの攻撃」を分けて考える
上司や先輩から厳しい言葉で怒られたとき、すべての言葉を受け止めていたら精神的ダメージも多くなります。大事なのは「事実」と「ただの攻撃」を分けて考えることです。
「事実」の例 | 「ただの攻撃」の例 |
・基本的なミスが多いね ・この書類の納期、昨日だったよね ・この前の〇〇、まだ報告受けてないんだけど | ・センスないんじゃない? ・君は本当に使えないな ・こんな簡単なこともできないなんて… |
上司側も人間なので、余計な言葉を発してしまうことはあります。怒られたときに「何について怒られているのか」を考えることをおすすめします。
ただ感情的になって発した言葉は、ただの攻撃や人格否定です。「上司は今感情的になっている」と考えると、精神的ダメージを抑えられます。わかっていてもキツイものはありますが、何も意識しないよりはマシです。
ただの攻撃を受けて、過度に自分を責めないようにしましょう。事実にだけ注目して改善を進めることで、不要な自己否定を避けられます。
自分なりのストレス解消法を持つ
自分だけのストレス解消法を確立しておけば、精神的ダメージを最小限に抑えられます。例えば以下のようなことです。
- 美味しいものを食べる
- 友人を誘って飲みに行く
- ジムで筋トレをする
- 趣味に没頭する
- 自然に触れる
仕事をやっているとストレスは溜まるものです。上記の内容以外にも、自分に合った方法を探してみてください。
大事なのは「仕事以外にも楽しいことはある」と思うことです。あなたの人生は上司に怒られたくらいで崩れるようなものではありません。
今すぐ仕事を辞めたい人は退職代行がおすすめ
- 精神的に限界で明日にでも仕事を辞めたい
- 何度辞めると伝えてもなんだかんだ引き戻されてしまう
- 辞めたいなんて言ったら怒られそうで怖い
こんな人は素直に「退職代行サービス」を使ってください。
退職代行サービスとは、専門の業者があなたに代わって退職の連絡をしてくれるサービスです。法律の専門家が代わりに退職に関わるすべての手続きを代行してくれます。
退職代行サービスのメリットは、精神的な負担なく仕事を辞められること。少なくとも上司や同僚からの精神的攻撃は受けなくて済みます。業者によっては、最短で即日辞められます。
優先すべきは「自分の心」です。メンタルが完全に壊れる前に退職代行サービスを使ってください。
退職代行サービスといえば「無責任だ!逃げるな!」とか「最近の若いやつは…」みたいな言われ方をしますが、全く気にしなくてOKです。そもそも無責任でもなんでもありません。パワハラ上司からは逃げていいのです。
自分で気が引けちゃったら退職代行サービスは使えません。あくまで悪いのは職場の方だと、強気でいきましょう。