仕事で怒られてストレスを感じる時に試したい3つの考え方|おすすめのストレス解消法

毎日仕事で怒られてストレスがたまっている人は多くいます。たまったストレスを放置していると、自己肯定感が下がり何をするにも自信を持てなくなってしまいます。
この記事ではストレスをためない思考法とおすすめのストレス解消法を紹介しています。ぜひ参考にしてください。
ストレスがたまるとどうなる?
自己肯定感の低下
ストレスを感じる状況が続くと自分に自信が持てなくなります。「自分は何をやってもダメなんだ」と感じてしまい自己肯定感が低下します。
自己肯定感が低い人にありがちなのが、通常の指摘まで怒られていると感じてしまうことです。
例えば上司的には怒っておらず「ここ間違っているから直してくれる?」とお願いしただけなのに、本人は「怒られた…」と感じてしまうのです。何を言われても負の感情と結びついてしまうため、負のループにハマります。
世の中には「引き寄せの法則」なるものがあります。簡単に言えば、考えていることは現実になるという法則です。自己肯定感が低い人はネガティブな思考が染み付いているため、さらにネガティブな問題が引き寄せられると考えられます。
「そんなの嘘やん!」と思うかもしれませんが、結構あるんですよね。これ。
人間関係への恐怖
仕事で怒られてストレスがたまりすぎると、人間関係そのものに恐怖を覚えるようになります。自分の言動や行動が誰かを不快にさせるのではないかと感じてしまい、人と関わらなくなります。
上司や同僚と話すときに、緊張して相手の顔色が気になってしまうことも多いでしょう。
ストレスで人間関係が面倒になると、職場での孤立感が高まります。「どうせ自分は嫌われる」「理解してもらえない」といった思い込みにより、人間関係に壁ができてしまいます。
将来への不安
仕事で怒られてストレスがたまり続けると、将来に対する不安も感じるようになります。
- この仕事を続けていて大丈夫なのだろうか
- 今の会社でキャリアを積んでいける自信がない
- 自分が成長する未来が見えない
怒られるということは自分は何も成長していないのではないか、という漠然とした不安に襲われます。
それに加えて「今の会社で無理ならどこ行っても無理」みたいなことも言われたりするんですよね。上司も今の会社以外知らないのに。意地悪な上司ほど、怒られて精神的に病んでいるときに追い討ちをかけることを言ってくるものです。
怒られてもストレスをため込まない考え方
怒られてもストレスをためないようにするには、考え方を変えることが大切です。以下の考え方を取り入れてみてください。
- 改善すれば褒められる
- 理不尽だと感じたら受け流す
- いざとなったら仕事を辞めればいい
改善すればいいだけ
仕事で怒られたことは、改善すれば逆に褒められます。「そんなの当たり前じゃん」と思うかもしれませんが、実はあまり意識していない人が多いです。改善すれば褒められるという明るい未来が先に待っていると意識すれば、ストレスもたまりにくいです。
上司はあなたが改善できる人間だと信じているから怒っているのです。

仕事で怒られてストレスがたまるのは、怒られたという事象だけを見ているからです。改善策を考えるより先に自己否定をするからストレスがたまるのです。
怒られたという事象だけを見るのではなく「何について怒られたのか」「どうすれば改善できるのか」「改善して褒めてもらおう」といった考え方を持っておくことが大切です。
理不尽だと感じたら受け流す
たまに理不尽なことで怒ってくる上司もいます。納期が明らかに短いのに「終わらせろ!」とか、明らかに上司のミスなのに「なんで確認しないんだ!」とか。
このような上司の怒りは基本的にスルーでOKです。あなたが理不尽と感じている場合、他の人も同じことを考えてる場合が多いからです。
人間的に未熟な人が会社に長く勤めているというだけで、上司という立場に就いていることはよくあります。人間は年齢を重ねただけでは成長しないのです。そのような上司がいる職場は早く離れた方が将来のためになります。
退職代行でもなんでも使ってサクッと辞めちゃうのも一つの手ですね。
いざとなったら辞めてやるという意識を持つ
「いざとなったら辞めてやる」と普段から自分に言い聞かせておいてください。いつでも辞めれると思っておけば心に余裕が生まれ、仕事のパフォーマンスが上昇する可能性もあります。もちろん準備を進めて本当に辞める選択肢もあります。
今の仕事で怒られまくっている僕が他の職場でやっていけるのかなという余計な心配は必要ありません。なぜなら人には適性があり、自分に合わない職場で成果を上げろという方が無理だからです。自分が得意なことを仕事にすればいいのです。
パソコンが得意ならデスクワークやリモートワークができる職場に、ものづくりに興味があるなら工場など選択肢は様々ありあす。
ストレスで限界なのに「ここで辞めたら負けだ」「他に選択肢はない」と思い込んでしまうことが1番最悪です。世の中には様々な業種の会社が存在しているのに、他に選択肢がないなんてことはあり得ません。「100%自分の好きなこと」というのは無理かもしれませんが、自分の得意を生かせる場所はいくらでもあるのです。
仕事で怒られたストレスの発散方法
いくら気をつけていたところでストレスはたまります。おすすめのストレス発散法を紹介するのでぜひ参考にしてください。
- 仕事終わりに温泉に行く
- 筋トレ・運動をする
仕事終わりに温泉に行く
仕事でいつもよりストレスを感じたときは、温泉に行ってリフレッシュするのがおすすめです。ストレスをいつまでもため込まないためにも、仕事終わりに行くことがポイントです。温泉といっても近所のスーパー銭湯などでOKです。平日であれば空いているので、広々のんびり温泉を楽しめます。
温泉には血行促進とか睡眠の質が上がるとか、ストレスに効く効能がたくさんあります。しかし僕が温泉をおすすめする真の理由は、ちょっとした非日常感を味わえる点にあります。
サウナに入ったり休憩スペースでぼーっとしたり、日常では味わえないけどそこまで贅沢ではないあの空間がストレスに効くのです。温泉に行くことで日常のルーティンから一時的に離れて、気分がリフレッシュされます。
筋トレ・運動をする
仕事で理不尽な怒られ方をしてストレスがたまっている人は、筋トレや運動を始めてみましょう。
筋トレや運動をするとセロトニンやエンドルフィンといった「幸せホルモン」が脳内で分泌されます。幸せホルモンには気分を高揚させ、不安を軽減する効果があります。科学的にもストレス解消効果があると証明されているのです。
あまり大きな声では言えませんが、筋トレには上司に怒られても「筋肉」という優位性があることで心に余裕が生まれるといった効果もあります。怒られたストレスに対して全く別の土俵を持ち出し、心の中で見下すことで、精神的なダメージを和らげようとする一種の防衛機制です。
僕は自分のストレスをためないためなら、このような「悪い心」を持っておくのも大切だと思います。もちろん顔や態度に出したらもっと怒られるので気をつけてください。
筋トレや運動は自己肯定感を高める効果もあります。本気でやるならジムに通うのがおすすめですが、自宅で無理のない範囲で始めるだけでも問題ありません。
仕事がストレスで毎日が楽しくない人の対処法
どんな対策をしてもストレスがたまってしまう人は、以下の対処法を取りましょう。
- 別の上司や所定の窓口に相談する
- 異動や退職を検討する
別の上司や所定の窓口に相談する
あまりにも怒られすぎてストレスがたまる場合、信頼できる別の上司や所定の相談窓口に相談しましょう。第三者に相談すれば、何かしらの解決策を提示してくれる場合があります。
相談できる場所は会社によって異なりますが、主に以下の場所があります。
- 別の部署の上司
- 会社の相談窓口
- 社内の人事部・コンプライアンス部門
- 労働組合・労働基準監督署
「相談なんてしたら職場の雰囲気が悪くなりそう」といった心配は無用です。上司が理不尽な意見を言っている場合、こちらに非はないので自信を持って相談しましょう。そもそも理不尽に対して相談しただけで空気が悪くなるような職場は離れた方がいいですね。
所定の窓口への相談は、案外強力な武器になります。会社によってはなんでも相談できる窓口が設置されていたりするので、ぜひ活用しましょう。
異動・退職を視野も入れる
仕事にストレスを感じていて誰にも相談できない場合、異動や転職を考えるのも一つの手です。異動や転職は逃げではなく、自分を守るために有効な手段です。ストレスを感じながら仕事を続けるくらいなら、新しい道を探すのも良いと思います。
リスクなく職場を離れたいなら部署異動がおすすめです。社内で職場を変えるだけなら安定した給料をもらいながら、ストレスを感じる職場から離れられます。異動する際は社内の相談窓口や人事担当者に相談するのが一般的です。
参考になるかわかりませんが、僕の会社の先輩は社内の「なんでも相談窓口」に相談して部署移動していました。他にも同じ手で異動している人はたくさんいたので、相談窓口の力はかなり強いと思われます。
今の時代退職代行サービスだったり転職エージェントだったり、さまざまなサービスの登場により転職しやすい環境が整っています。
今すぐ仕事を辞めたい人は退職代行がおすすめ
- 精神的に限界で明日にでも仕事を辞めたい
- 怒られるのが嫌すぎて胃が痛い…
- 辞めたいなんて言ったら怒られそうで怖い
こんな人は素直に「退職代行サービス」を使ってください。
退職代行サービスとは、専門の業者があなたに代わって退職の連絡をしてくれるサービスです。法律の専門家が代わりに退職に関わるすべての手続きを代行してくれます。
退職代行サービスのメリットは、精神的な負担なく仕事を辞められること。少なくとも上司や同僚からの精神的攻撃は受けなくて済みます。業者によっては、最短で即日辞められます。
優先すべきは「自分の心」です。メンタルが完全に壊れる前に退職代行サービスを使ってください。
退職代行サービスといえば「無責任だ!逃げるな!」とか「最近の若いやつは…」みたいな言われ方をしますが、全く気にしなくてOKです。そもそも無責任でもなんでもありません。パワハラ上司からは逃げていいのです。
自分で気が引けちゃったら退職代行サービスは使えません。あくまで悪いのは職場の方だと、強気でいきましょう。