理不尽に怒られる状況を変えるずるい考え方

- どうして自分ばかり怒られるんだろう
- 何をやっても怒られてもうつらい
- 毎日怒られる自分は社会不適合者なのかな?
上司から理不尽に怒られると、まるで自分がすべて悪いかのような錯覚になります。しかし、実際は上司側に問題があるパターンは多いのです。
この記事では上司が理不尽に怒っている本当の理由と、理不尽な怒りに対処するずるい考え方について解説します。記事を読めば「そんな考え方で仕事しても良いんだ」と感じられると思います。
この記事で1番伝えたいのは、理不尽な怒りに屈することはないということです。ぜひ参考にしてください。
理不尽に怒られる人のよくある事例
理不尽怒られる事例でよくあるものをピックアップしました。
- 同僚のミスを自分のせいにされた
- 体調不良なのに働けと言われた
- 教育されていないことまでやれと言われた
- 先輩Aと先輩Bで言っていることが違う
- 他の人は注意されないのに自分だけ注意される
このような事例の共通点は、力の強い立場の人が弱い立場の人に向かって怒りをぶつけているという点です。要は攻めやすい人を選んで怒っているのです。
実はどこの職場でもあり得る話…ではありません。「この程度で落ち込むようじゃどこ行ってもダメ」みたいなことを言う上司はいますが、実際はそうではないのです。少なくとも僕の友人や家族からはこんな話聞いたことありません。
理不尽な状況に心当たりがある人は、まず今が特殊な状況であることを理解しましょう。
理不尽に怒られる本当の理由
怒られるのは自分の能力が低いからだと思っていませんか?実はそれ、間違いです。
理不尽に怒られるの本当の理由は以下のとおりです。
- 上司が感情をコントロールできていない
- 上司の教育能力が低い
- 怒れば思い通りになると思っている
上司が感情をコントロールできていない
理不尽に怒ってくる上司は感情のコントロールができていません。上司も人間なので会社からプレッシャーをかけられたりすると、ストレスのはけ口として立場の弱い部下に攻撃的になってしまいます。例えば以下のような事例です。
- 些細なミスで怒鳴る
- 怒りはするけど具体的なフィードバックがない
- 同じことをやっているのに自分にだけ怒る
部下がミスをしたときは「何がいけなかったのか」「どのように改善すれば良いのか」まで説明するのが普通です。しかし、これらの事例は上司の責任を放棄して、ただ感情のままに怒鳴っているだけ。これは感情のコントロールができていない証拠です。
冷静に物事を判断できないため、怒ることでしたメッセージを伝えられません。
上司の教育能力が低い
理不尽に怒られる背景には、上司の教育能力が関係しています。
例えば「先輩Aと先輩Bで言っていることが違う」などは、上司が仕事のやり方を統一できていないのが原因です。仕事のやり方をマニュアル化して同じ仕事ができるようにマネジメントするのも上司の仕事です。
「教育されていないことまでやれと言われた」なんかはまさしく教育能力不足です。自分が説明していない責任を、部下の能力不足として片付けようとしています。
教育能力の低い上司の口癖は「そんなの言わなくてもわかるだろ」です。
怒れば思い通りになると思っている
理不尽に怒る上司は怒れば部下が自分の思い通りになると思っています。このような上司は論理的に部下に教育するのではなく、感情的に相手を圧倒することで自分の意見を押し通そうとします。
理不尽に怒る上司に共通するのが、過剰な正義感です。自分が間違っていると判断した人には何を言っても良いと思っています。
「怒り」を自分の意見を通すための武器として使ってくるため、1番厄介なタイプと言えます。
理不尽な怒りに耐え抜くためのずるい考え方
理不尽な怒りを耐え抜くための考え方を紹介します。
- 「敵に回したくない」と思われたら勝ち
- 理不尽な怒りを向けられるのはむしろ好都合
- いざとなったら辞めれば良い
すべてに共通することは「強気を忘れない」ことです。ぜひ参考にしてください。
「敵に回したくない」と思われたら勝ち
「敵に回したら怖い」と思わせることができたら、上司から理不尽な怒りを向けられることも減ります。これは相手を脅すという話ではありません。例えば以下のような方法があります。
- ボイスレコーダーを見えるところに置いておく
ボイスレコーダーをデスクの見えるところに置いておけば、相手は発言に気をつけるようになります。実際に使わなくても「いつでも動ける」と思わせることが大切です。 - 上司ではなく後輩や同僚と仲良くして仲間を増やしておく
仲間が多いことで「こいつに何か言ったらいろんな人を敵に回すな」と思わせられます。何か言われたときの相談相手にもなってくれます。 - 「労働組合に連絡を入れるタイプ」だと間接的に伝える
上司に「すぐに労働組合に連絡を入れるタイプ」だと認識されれば、上司は何も言えなくなります。第三者の口から耳に入るようにするのが理想です。難しいですが、効果は絶大です。
要は「自分に敵意を向けたらタダでは済まない」と感じさせることが大切です。
1番手軽でおすすめなのは「ボイスレコーダーを置いておく」です。実際に使わなくても、理不尽なことを言われる抑止力となります。
理不尽な怒りを向けられるのはむしろ好都合
理不尽な怒りを向けられたらむしろ好都合だと思いましょう。ちょっと言い方が悪いかもしれませんが、その人を自分から遠ざけるチャンスです。
理不尽な指示や叱責を録音しておいて所定の相談窓口に行けば、何かしらの対応をしてくれます、うまく行けば、理不尽上司を部署異動させられるかもしれません。
注意点として「相手を陥れよう」「なんかこの人ムカつくから」と言った理由で相談窓口に行くのは辞めたほうが良いです。そのような明確な悪意は周囲の人のバレます。自分が理不尽なことを言われ続けて、精神的な負担になっているときだけ相談窓口にいきましょう。
いざとなったら辞めれば良い
「いざとなったら会社を辞めればいいや」と思っておくと、心が軽くなります。自分が理不尽に耐えなくてはいけないと思うから負担になるのです。
いつでも辞められると思っておけば、理不尽に耐える必要がないことに気付きます。極端な話、理不尽に対して何か言い返して評価が下がったとしても、会社を辞めれば良いのです。実際、理不尽な上司が許されている会社はまともではありません。
今の時代退職代行サービスを使えば、次の日には辞められます。転職エージェントなんかも充実している時代なので、次に仕事も見つかりやすいです。
理不尽な怒りに耐えきれなくなったときの対処法
あまりにも理不尽に怒られて精神的に余裕がなくなってきた人が取るべき対応は、環境を変えることです。正直、自分1人の力では、上司をどうにかすることはできないでしょう。職場自体に上司の理不尽が許される文化が根付いている可能性があるからです。
自分の力でどうにか職場を変えようとするより、自分が今の職場から別の環境に移動してしまう方が早いのです。これは「逃げ」ではなく、自分の心を守るための正当な手段です。
もし退職することを言いづらい雰囲気なら退職代行サービスを使いましょう。自分の心を消耗するくらいなら、お金を払って辞めてしまう方が建設的です。早ければ連絡したその日に会社を辞められます。
また、今の時代転職サイトや転職エージェントが充実しているため、再就職もしやすいです。
1番大切なことは自分の命です。精神的に削られるくらいなら、新しい職場を探して転職することをお勧めします。
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- 怒られるのが嫌すぎて胃が痛い…
- 仕事を休みたいけど怒られるのが怖くて言えない
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退職代行サービスのメリットは、精神的な負担なく仕事を辞められること。少なくとも上司や同僚からの精神的攻撃は受けなくて済みます。業者によっては、最短で即日辞められます。
優先すべきは「自分の心」です。メンタルが完全に壊れる前に退職代行サービスを使ってください。
退職代行サービスといえば「無責任だ!逃げるな!」とか「最近の若いやつは…」みたいな言われ方をしますが、全く気にしなくてOKです。そもそも無責任でもなんでもありません。パワハラ上司からは逃げていいのです。
自分で気が引けちゃったら退職代行サービスは使えません。あくまで悪いのは職場の方だと、強気でいきましょう。