【寝てもOK】昼休憩中に寝ると怒られる理不尽に対抗する手段を紹介

- 昼休憩中に寝ていたら怒られたんだけど…
- 昼休憩中に寝るのは社会人として非常識?
- 休憩時間に何していようが個人の自由じゃないの?
昼休憩中に寝ていたら怒られることって社会人になると結構あるあるなんですよね。しかし、昼休憩中に寝ることはそこまで悪いことなのでしょうか?
この記事では昼休憩中に寝てもいい理由や寝てはいけない状況、怒られたときの対処法について解説します。結論、昼休憩中に寝ることはまったく悪いことではありません。ただし寝たら怒られる状況もあるので、覚えておきましょう。
休憩時間中は基本的に寝てもOK

休憩時間中は基本的に寝ていても問題ありません。労働基準法第34条に明確に記載されています。
使用者は、労働時間が6時間を超える場合においては少くとも45分、8時間を超える場合においては少くとも1時間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。
使用者は、第一項の休憩時間を自由に利用させなければならない。
休憩時間に寝ていようがタバコを吸っていようが、同僚と談笑していようが自由です。合理的な理由がない場合、自由利用の原則を破ることはできません。

「休憩中に寝るな!」といった意見は上司の私情がふんだんに入っているので、従わなくてもOKです。
寝てはいけない場面もある
休憩時間の自由利用の原則があるとはいえ、寝てはいけない場面もあります。寝てはいけない場面は以下のとおりです。
- お客様が出入りする場所にいる場合
- 危険物が近くにある場合
- 緊急対応が発生するかもしれない場合
- ほかの従業員の迷惑になる場合
場所や状況によっては仮眠が適切でないケースも多くあります。休憩時間中に寝たい場合、休憩所のように誰にも迷惑がかからない場所で寝るようにしましょう。
休憩時間中に寝ていて怒られたときの対処法

誰にも迷惑をかけず寝ていたにも関わらず怒られたときの対処法は以下のとおりです。
- どうしても眠い理由を説明する
- 会社のルールを確認する
- 相談窓口に行く
どうしても眠い理由を説明する
昼休憩中に怒られてしまったときは、感情的にならずに自分がどうしても眠い理由を説明しましょう。人によっては寝ないと仕事にならないなんてこともあり得ます。以下のような言い訳を用意しておきましょう。
- 今寝ておかないと午後眠くなって仕事にならない
- 昨日家族が体調不良で寝れなかった
- ちょっと頭が痛かったので寝てました
上記は僕がよく使っている言い訳ですが、これを言うと大体「じゃあしょうがないか」となります。

「ゲームのしすぎで眠い」などの理由は印象が悪くなる可能性があるため言わない方が無難です。
会社のルールを確認する

昼休憩中に寝ていて怒られた理由が「会社のルール違反」なら、まずはその会社のルールを確認してみましょう。会社のルールに、休憩時間の過ごし方について具体的な禁止事項が記載されているかもしれません。
ちゃんとした休憩室での仮眠は許されている職場は多いです。ルールを守っているにも関わらず怒られたのであれば、他の上司に相談するなどして対応してください。
会社のルールを自分で確認するのが難しい場合、総務課の人に聞いてみましょう。
相談窓口に行く
昼休憩時間の仮眠について怒られて、怒られ方があまりにも理不尽であったら会社の相談窓口や外部機関に相談することも大切です。とくに理由もなく理不尽に怒ってくる上司はたまに存在します。
相談相手としておすすめなのは以下のとおりです。
- 別の部署の上司
- 会社の相談窓口
- 社内の人事部・コンプライアンス部門
- 労働組合・労働基準監督署
正直昼休憩の時間に寝ている”程度”のことで大騒ぎする上司のもとで働くのはなかなか厳しいと感じます。その上司とは価値観が合わないため、今後も些細なことで怒ってくるでしょう。1人で抱え込まず誰かに相談しましょう。場合のよっては部署異動を検討するのもおすすめです。

部署異動は人事部や相談窓口に相談すれば案外実現します。
業務が効率化する仮眠の取り方

業務を効率化する仮眠の取り方は以下のとおりです。
- 仮眠の時間は15〜20分を厳守する
- 寝る前にカフェインを摂取する
- リラックスできる姿勢を取る
時間は15〜20分を厳守する
あまり寝すぎると午後の仕事がだるくなります。理想的な仮眠時間は15〜20分と言われており、これ以上寝ると目覚めたときにぼーっとした状態になります。(睡眠慣性と呼ばれる現象)
15〜20分であれば深い睡眠にならずに目覚められます。スマホのアラームなどを活用して、15〜20分で起きる工夫をしましょう。
周囲の人にアラームの音を聞かれると、迷惑になる可能性もあるため注意が必要です。
寝る前にカフェインを摂取する

「カフェインなんて飲んだら目が冴えて寝れないよ」と思うかもしれませんが、実はカフェインの覚醒作用が出るのは20〜30分後とされています。
カフェインを飲んで仮眠に入ると、ちょうど仮眠から目覚める頃に覚醒効果が現れて、すっきりと目覚められます。

「カフェインナップ」と呼ばれる、仮眠の効果を最大化するテクニックです。ぜひ活用してみてください。
リラックスできる姿勢を取る
横になると寝すぎてしまうため注意が必要です。最も手軽なのは、椅子にもたれて仮眠を取る方法です。椅子にもたれた状態でネックピローを活用すれば、リラックスした姿勢で眠れます。
仮眠を取る際はアイマスクや耳栓を活用すれば、すぐに入眠できます。休憩室にソファやリクライニングチェアなどがあれば、積極的に活用しましょう。
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